今日もどこかでペンライトを振る

推しのために社畜してる

トラジャの俺たちの2幕を何度だってステージに見た

2019年8月8日のことはトラジャ担として、きっと一生忘れないと思います。でもそれ以上に、虎者の記者会見、Namidaの結晶のMVが発表された8月7日のことも忘れません。そんな8月からもうすぐ1年が経とうとしています。

 

単独ツアーが決まって、東京五輪関連の仕事が決まって、そのツアーも五輪もウイルスによる感染防止で延期になるなんて思わなかったですし、ジャニーズJr.にとっては一つ一つの仕事がそうやって無くなること、時間だけが過ぎることの大きさは計り知れない気がします。

 

そんな喜憂や不安を打ち砕く新曲「Get ALIVE」をアーカイブで繰り返し聴き直しています。

 

こんなにもファンに寄り添ってくれて、何度だって「俺たちの2幕」を見せてくれるTravis Japanの「Johnny's World Happy LIVE with YOU Day 5」がめちゃめちゃ良かったので、感想を書きます。いつも通り一人のオタクの勝手な文章です。

 

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 Travis Japan単独で歌った曲のセトリ

ジャニーズJr.として公演が組まれたDay 5。関西のジュニアグループは県をまたいだ異動が伴ってしまうため、関東のグループのみの参加です。

Travis Japanが単独で歌った曲は下の4つです。この選曲チョイスがまた好きです。

10曲目:Namidaの結晶(オリジナル曲)

11曲目:Entertainment(Hey! Say! JUMP

12曲目:Unique Tigers(オリジナル曲)

24曲目:GET ALIVE(オリジナル曲)

 

ライトなファン層に向けたセトリではなくコアなファン層に届ける

広くあまねくTravis Japanを知ってくださいっていうセトリではないと思います。

Travis Japanのオリジナル曲でトラジャの代名詞といえば、「夢のHollywood」や「Lock Lock」のイメージです。

 

先輩曲をやるにしても、EntertainmentはHey! Say! JUMPのシングルのカップリング曲であり、ツアーで披露されて6月20日時点では未だ円盤化もされていない曲です。

 

有料配信なのでコアなファンに向けたセトリになっているというのは理にかなっていると思っています。

既にYouTubeで無料配信されている「Johnny's World Happy LIVE with YOU」で「夢のHollywood」と「Take it! Make it!」を披露しているので、Travis Japanを布教したい信者はこれを活用するべきですね。


「Johnny's World Happy LIVE with YOU」 2020.3.30(月)16時~配信【山下智久/Hey! Say! JUMP/Kis-My-Ft2/Travis Japan】

 

この1年間のTravis Japanの軌跡を見た

この有料配信で組まれたセトリで、8月8日からのこの1年を思い出しました。

8月8日に東京ドームでSnow ManSixtonesのデビューに涙する如恵留くんと元太くんを見て。たくさんスノストがデビューしてどう思ったかとインタビューに答える彼らを見てきました。

 

8月のその後すぐに「Summer Paradise 2019」があって、「Unique Tigers」が初披露されます。

10月には「Austin Mahone Japan Tour 2019」にスペシャルゲストとして出演。

11月には主演舞台「虎者-NINJAPAN-」に出演。このために作られたテーマソングが「Namidaの結晶」でした。 

12月Hey! Say! JUMP!のツアー「Parade」にバックとしてつきます。「Entertainment」はこのツアーで披露されている曲です。

 

この1年Travis Japanはいろんな経験を積んで、いろんな人の背中を見てきたんだと思います。彼らにしか見えない光景も、わからない気持ちもたくさんあっただろうけど、それをインタビューで口にしたり何よりパフォーマンスで見せてくれることでファンに共有してくれるところが好きです。

 

Namidaの結晶

この曲は涙を流さずには最初聞けなかったです。歌詞は別れを描いており、そこに自分が経験した別れや、Travis Japanを去っていたメンバー、8月8日のJr.とデビュー組という線に分かれてしまったこと、いろんな形の別れを重ねて涙できる曲ではないかなと思います。

 

宮近くんの言葉を借りるのであれば「残酷さもエンターテイメントになる」を体現した曲だと思います。

 

今回の彼らのパフォーマンスを見て思ったのは、ジャニーズJr.として一握りしかデビューできない環境で経験してきた今までの度重なる別れや、虎者の舞台を経験して、Travis Japanはそういった悲しさや残酷さをエンターテイメントにする術を身につけてしまったような気がします。

Aメロとサビは同じ歌詞の曲ですが、気持ちの入り方が全然違ってパフォーマンスや表情にそれが出ているのがとても良かったです。

ただの哀しかったAメロから曲が進んでいくにつれて、表情がどんどん抜け出していくのに釘付けになりました。

 

しんみりと少し悲しい気持ちになってしまう1局目から始まって、2曲目。ワクワクさせられました。

Entertainment

残酷さも悲しさもエンターテイメントにできてしまうグループTravis Japanが見せる2曲目。ストレートなタイトル「Entertainment」で何を見せるのか。1回見ても全部をわかることはできなくて何回見てもスルメのように楽しめます。

 

www.instagram.com

 

Instagramに事前に振り付け動画が上がっており、オリジナル曲新曲だと思い込んでいたら、そうじゃなかった。この曲の振り付けでした。

 

この曲で松倉くんが無双してるなと個人的に思いました。

 

仕草や目線の使い方がすごく上手で、不思議と目がいってしまいました。もちろん他の7人も良いです。ただ松倉くんのパフォーマンスは細部の力の入れ方や抜き加減が、あれ…前と何か違うと強く感じるものでした。

 

Hey! Say! Jump!のバックについて見てきた曲をしめちゃんの振り付けてでトラジャがやったら、トラジャが見せるエンターテイメントを見せつけられる曲でした。

 

Unique Tigers

如恵留くんの手話を伴った曲振りもよかったです。コロナウイルスによる自粛期間中、ISLAND TVに毎日手話の勉強動画を自分で編集してアップロードしていた彼の強さって誰にも真似できないと思います。

 

ちゃんとそれを力としてステージ上でコミュニケーションの一つとして日常的に使えるようになった如恵留くんの努力を見て、自分の背筋が伸びます。

 

Unique Tigersは言わずと知れたTravis Japanのメンバー紹介曲です。ただ、今回強すぎると思った点はメンバーの紹介ラップを一切しません。

アイドルのメンバー紹介曲で一人一人紹介しない使い方ってあるんですか!?

 

どうしてもメンバー紹介の歌詞ばっかり注視して見ていましたが、他の歌詞だけ切り出すとこれだけエモいのかとしみじみ思いました。

楽しそうなトラジャちゃんはいつも通りのTravis幼稚園で、明るく笑顔たっぷりな感じに思わず画面越しに笑顔になってしまいます。

 

7人の円陣にカメラ一つ分開けてくれているのが、ファンもここに入ってるよといった演出が好きです。

 

Travis Japanだからこその良さがあって、Travis Japanだからこその強さがあります。そんな7人が草原を走り続けていろんな夢を掴む様子を見るのがファンとして改めて幸せだなあと思います。

この1年彼らがいろんな夢を掴むところを見せてもらいました。

 

GET ALIVE

そんなTravis Japanのオリジナル曲新曲。表面的じゃない彼らの決意と覚悟が詰まった曲でした。いろんな過去があって、いろんな努力をしてきたはずの彼らがGET ALIVE=生きていくために選んだ曲だと思います。

 

本当だったら単独ツアーで初披露されていたのかもしれませんが、こんなにも熱が入ったパフォーマンス見たことないです。皆の首折れちゃいそうなくらい振っています。

まだアーカイブ配信しているので、是非見てください。本当に良いです。

 

彼らが7人で頂点に立つために考えていることが体現された歌詞、パフォーマンスにやられます。

Travis Japanってあんまりファンにわかりやすく、はっきり強い言葉にはしないグループだなと個人的思っていました。そんな彼らがここまで口にするって言うのがまた力強く響きます。

 

過去たくさんの経験を積んで今の7人があります。そんな彼らが選ぶのは新たな幕開けに続く今であり、それに向けて全力で挑むような歌詞が好きです。

 

きっと振り返ってみないと選んだ選択肢が未来に繋がっていたかなんてわからないです。でも選んだ今を未来につなげる努力ってきっとできると思うんです。そんな覚悟をひしひしと感じます。

 

あとは、Travis Japanって過去を大事にするグループだなとも思っていて。過去にいたメンバーや松松とかお世話になった人や、ジャニーズ事務所としての伝統であったり、そういったいろんな点をたくさん繋げて続いた先の線に今のTravis Japanがあると思っていて、これから進んでいく今の点もいろんな未来に繋いでいくんだろうなあというのを感じました。

 

応援したくなる素敵なグループです。ファンとしてTravis Japanの今と未来を応援しようと心から思い直しました。もう8月8日ばかりを振り返ってばかりはいられないです。

 

Travis JapanとGET ALIVE

最後のまとめすごくチープなタイトルになりました。エンターテイメントの重要さを改めて感じた自粛期間でした。エンターテイメントに励まされてきたのに、それが当たり前でない世界になってしまいました。

 

YouTubeのファンに向けたお手紙企画でこれでもかというくらいファンへの感謝の気持ちを届けてくれるTravis Japanが届けてくれるエンターテイメントはやっぱり素晴らしいものだったなとひしひしと感じるJohnny's World Happy LIVE with YOUの配信でした。

 

Travis Japanがたくさんいろんなことを経験していくことを見るだけでも嬉しいのに、そこで得たものをステージで見せてくれるなんて何て素敵なグループなんですかね…

 

GET ALIVEはトラジャの決意表明であり、ファンにとっても自分に重ねると鼓舞される応援歌です。私もしばらく「GET ALIVE」という麻薬を刺しながら、自分に重ねてお仕事が頑張れそうです。